top of page
検索


【元保健所職員が解説】冬も油断禁物!腸炎ビブリオの特徴と“二次汚染”の落とし穴
元保健所職員が腸炎ビブリオによる食中毒を徹底解説。冬でも油断できない腸炎ビブリオの特徴・感染経路・"二次汚染"の落とし穴まで、食品事業者の方にもわかりやすく紹介します。

モトヒロ
1月6日読了時間: 3分


集団食中毒について
こんにちは、元保健所職員で薬剤師のモトヒロです。 今日は最近発表のあった食中毒事件で、私が感じたことを記事にしてみました。 この記事を読むことで食品衛生の理解が深まります。 1.最近の食中毒事件 2.共通していること 3.衛生管理していくには 食中毒事件について、全国の状況を調べていくなかで、ここ最近の傾向としては、 集団的な食中毒事件が目立ったように感じます。 1.最近の食中毒事件 最近の話だと、愛知県の病院内での黄色ブドウ球菌による事件や岐阜県の老人ホーム内でのノロウイルスによる事件や東京都内の結婚式場でのノロウイルスによる事件等が発生していました。 2.共通していること 結婚式場はちがいますが、病院や老人ホームは一般的に集団給食施設(集団給食施設とは、学校、病院、その他の施設において、継続的に不特定又は多数の者に食品を供与する施設のことである。特定かつ多数の者に対して継続的に1回100食以上又は1日250食以上の食事を提供する施設であることもある。)と言われており、食品衛生の管理がより必要とされています。 食数が多いこともあり、栄養士、調理

モトヒロ
2024年3月11日読了時間: 2分


【元保健所職員のつぶやき#2】姫路市におけるノロウイルス食中毒事件について、「飲食店営業」の製造限界値とは
こんにちは、元保健所職員で薬剤師のモトヒロです。 今日は最近発表のあった食中毒事件で、私が感じたことを記事にしてみました。 この記事を読むことで食品衛生の理解が深まります。今後、同許可の取得を考えている方は是非、ご参考にしていただけると幸いです。 事件について 元食品衛生監視員が勝手に経緯を創造 最後に 1.事件について 令和6年2月4日(日曜日)に管内の医療機関から、当該施設が提供した食事の喫食者複数名が嘔吐、下痢等を呈し、共通食として下記施設で調理し、2月3日(土曜日)に販売した巻きずしがあるとの通報があった。これを受けて同医療機関を受診した患者及び当該施設の調査を進めているところである。 これら患者に共通する食事は、令和6年2月3日に当該施設が販売した食事以外にないこと、患者の発症時間や症状が類似していること、他に感染経路を疑う事象が確認できなかったこと、並びに、患者を診察した医師から食中毒患者の届出がされたことから、当該施設の食事が原因の食中毒と断定し、同日、施設に対して営業禁止処分を行った。 2.元食品衛生監視員(私)が勝手に経緯を創造

モトヒロ
2024年2月7日読了時間: 3分


事業者に寄り添ったHACCP講習会を目指して
こんにちは、元保健所職員で薬剤師のモトヒロです。 このブログでは食品の安全性や衛生管理に関する話題を取り上げています。 食品安全に関心のある皆さん、今回は1/24に行われたHACCP講習会についてお伝えします。 これまでのHACCP講習会 食品等取扱事業者に寄り添った講習会へ 宣伝 1.これまでのHACCP講習会 あくまでも私個人の見解ですが、HACCP講習会は受講者にとって難しい内容だと思っています。理由の一つに、環境の違いがあるのではないかと推測しています。ここでいう環境というのは、HACCPの講師をする先生方が学ばれた学問ベースの食品衛生学と食品等取扱事業者の実務で学ばれた食品衛生学の違いが大きくあるのではないかと思っています。 食品を作るにあたっては、どんな商品であろうと作り手の想いがあり、その想いと反する学術的な話がたまにあるので、受け付けにくい時が多々あるのではないかと感じています。 2.食品等取扱事業者に寄り添った講習会へ 私は幸いにも「食」に対して興味・関心が強く、自分自身も作り手になることで、より食品等取扱事業者の皆さんと同じ想

モトヒロ
2024年1月26日読了時間: 2分


外国人に人気の「卵サンド」について、食品衛生的に考えてみた(黄色ブドウ球菌編)
こんにちは、元保健所職員で薬剤師のモトヒロです。 このブログでは食品の安全性や衛生管理に関する話題を取り上げています。 食品安全に関心のある皆さん、今回は外国人に大人気の「卵サンド」について記事を書いてみました。(私も最近ニュースをみて知りました。日本の卵サンドは世界にも人気なのですね。) あと、誤解を招かないように先にお伝えしますが、卵サンドに問題があるのではなく、手作業する工程に問題が潜んでいるということをこの記事でお伝えしたいです。 過去の事例 黄色ブドウ球菌とは 対策 1.過去の事例 黄色ブドウ球菌 2019年6月、京都市でたまごサンドを食べたことによる集団食中毒事件が起こりました。被害は幼稚園児71人と職員1人、計72人にも上りました。 たまごサンドや調理器具などから黄色ブドウ球菌が検出されたため、食中毒と断定されたそうです。いずれも嘔吐や下痢などの症状が見られましたが、幸いにも重傷者はいなかったとのこと。たまごサンドを調理した同市のパン屋は、3日間の営業停止処分を受けました。 ノロウイルス 2020年3月、福島県いわき市で同市植田町中

モトヒロ
2024年1月18日読了時間: 5分


【正月用の冷凍おせちで食中毒事件発生!?】求められる食品の安全管理
こんにちは、元保健所職員で薬剤師のモトヒロです。 このブログでは食品の安全性や衛生管理に関する話題を取り上げています。 食品安全に関心のある皆さん、今回は徳島県で起きた食中毒事件についてお伝えします。 事件の概要 事件の背景 事件の影響 ノロウイルスについて まとめ 【正月用の冷凍おせちで食中毒事件発生!?】求められる食品の安全管理 1.事件の概要 事件の原因となったのは、徳島市の惣菜製造業「有限会社エイブルフーズ」が製造販売した「冷凍おせち」です。この「冷凍おせち」を食べた人のうち、全国の5都県(栃木県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)の12の高齢者施設で、42歳から100歳までの職員や利用者らあわせて81人が嘔吐や下痢などの症状を訴えました 。このうち少なくとも23人からノロウイルスが検出されたことから、徳島保健所は食中毒と断定しました 。徳島県は1月12日、食品衛生法に基づき、エイブルフーズを7日間の営業停止処分としました 。 2.事件の背景 徳島県は、12月11日から12日までの2日間に製造した「冷凍おせち」480個が原因食品として断定

モトヒロ
2024年1月13日読了時間: 4分


【元保健所職員のつぶやき#1】甲府市における無許可業種によるノロウイルス食中毒事件について、「飲食店営業」と「菓子製造業」の違いとは
こんにちは、元保健所職員で薬剤師のモトヒロです。 今日は最近発表のあった食中毒事件で、私が感じたことを記事にしてみました。 この記事を読むことで「飲食店営業」と「菓子製造業」の違いについての理解が深まります。今後、同許可の取得を考えている方は是非、ご参考にしていただけると幸いです。 事件について 元食品衛生監視員が勝手に経緯を創造 「飲食店営業」と「菓子製造業」の違い 最後に 1.事件について 甲府市保健所は12月16日、同市羽黒町の食品等事業者が同月12日に提供した弁当が原因のノロウイルスによる集団食中毒が発生したと発表した。 保健所によると、16日までに23人が下痢や吐き気など食中毒の症状を訴え、患者の便や同店の施設内からノロウイルスが検出された。患者らには他に接点がないことから、店が提供した弁当が原因と判断した。 また、同店の営業者は菓子製造業の許可を得てパンを販売していたものの、弁当製造に必要な飲食店営業許可を得ていなかったことも判明し、食品衛生法に基づき営業を行わないよう命じた。 2.元食品衛生監視員(私)が勝手に経緯を創造...

モトヒロ
2023年12月19日読了時間: 4分


【ノロウイルス特集】「牡蛎の美味しい時期になりました」≠「ノロウイルスが流行する時期になりました」~牡蛎を疑うのではなく身の回りに注意しましょう!!~
こんにちは、元保健所職員で薬剤師のモトヒロです。 今日はノロウイルス食中毒の危険性と予防法についてお話ししたいと思います。 この記事を読むことでノロウイルス食中毒についての理解が深まります。正しい知識を身につけ、自身の身は自分で守れるようになりましょう。 冬といえば「牡蛎」冬の食中毒といえば「ノロウイルス」 感染率 ノロウイルスの対策 最後に 1.冬といえば「牡蛎」冬の食中毒といえば「ノロウイルス」 牡蛎の美味しい季節になりましたが、 同じタイミングで流行する食中毒があります。 それが「ノロウイルス」です。 「ノロウイルス」=「牡蛎を食べた人」が結びつく消費者の方も多くいるのですが、 最近は牡蛎による食中毒より「人から人」(2次感染)による原因がほとんどです。(ちなみに、私が保健所で5、6年間、食品衛生に係っていましたが、ノロウイルス食中毒事件等のすべてが2次感染によるものでした。(統計にもなりませんが…)) ノロウイルスは、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行する傾向があります。 ノロウイルスは、手指や食品などを介して、経口で感染し、感

モトヒロ
2023年12月16日読了時間: 4分


【特集】カンピロバクター食中毒の危険性と予防法
こんにちは、元保健所職員で薬剤師のモトヒロです。 今日はカンピロバクター食中毒の危険性と予防法についてお話ししたいと思います。 この記事を読むことでカンピロバクター食中毒についての理解が深まります。正しい知識を身につけ、自身の身は自分で守れるようになりましょう。 カンピロバクターとは 原因食は 鶏の生食の代表格「鶏のたたき」 最後に 1.カンピロバクターとは カンピロバクター(campylobacteriosis)は、鶏肉や牛レバーなどの生食や加熱不十分な食品によって感染する細菌です。カンピロバクター食中毒は、日本で最も多く発生している細菌性食中毒の一つで、毎年数百人程度の患者が発生しています。(毎年、食中毒事件数の上位3位以内に入っています。) 食中毒発生状況※ カンピロバクターのみ事件数(総事件数) カンピロバクターのみ患者数(総患者数) 令和4年 185件(962件) 822件(6856件) 令和3年 154件(717件) 764件(11080件) 令和2年 182件(887件) 901件(14613件) (※厚生労働省 食中毒統計資料より

モトヒロ
2023年12月13日読了時間: 4分


キノコの美味しい時期になりました
秋から冬になるとキノコ料理食べたくなりますよね? 菌床栽培のおかげで年中食べることができるキノコ類ですが、 秋になると自然で繁殖しているキノコを採取し、ご家庭で食べる習慣があったりしますよね。 でも、知識があっても・なくても、間違って「食べてはいけないキノコ」を採取してしまう食中毒事件が毎年上がっています。 患者数合計 2021年(令和3年) 42人 2020年(令和2年) 74人 2019年(令和元年) 52人 ※参考文献「厚生労働省 食中毒発生状況」より 上表はこれまでのキノコ類による食中毒の発生状況です。 以外と患者数が多いのが分かってもらえるかと思います。 さらにこの各事件をキノコの種類別にみてみると、あるキノコが全体の半分以上を占めていることが分かりました。 キノコの種類 間違えやすい食用キノコの例 事件数 患者数 ツキヨタケ ヒラタケ、ムキタケ、シイタケ 7 25 「ツキヨタケ」 キシメジ科ツキヨタケ属 発生時期:夏~秋(特に秋) 毒成分:イルジンS、イルジンM、ネオイルジン 症状:食後30分~1時間程で嘔吐、下痢、腹痛などの消化

モトヒロ
2023年9月17日読了時間: 2分
bottom of page